駅徒歩○分ってホントにその時間で着く?ES-BLOG
「駅近」のリアルな距離感と見極めポイントを解説!
物件検索中、よく目にする「駅徒歩○分」という表記。でも、ちょっと引っかかりませんか?
・「徒歩5分」って本当に5分で着くの?
・「駅近」って何分までを指すの?
この記事では、物件選びで知っておきたい“徒歩○分”の意味や体感距離、駅近と駅遠の違いをわかりやすく解説します。
駅からの距離で失敗しないためにも、ぜひ参考にしてください!
「徒歩○分」=実際は何メートル?
不動産の物件情報で使われる「徒歩○分」は、以下のルールで計算されています。
📏 不動産公正取引協議会のルール
徒歩1分 = 80メートル(端数は切り上げ)
つまり「駅徒歩5分」と表示されている物件は、駅から400メートル以内にあることになります。
表示よりも時間がかかる理由とは?
表示されている徒歩時間は、まっすぐ平坦な道を歩いた場合の理想的なタイムです。
実際には、以下のような要因で時間が伸びることも。
・信号待ち
・通学路や人通りの多さ
・坂道・階段・段差
・荷物を持っているとき
・雨の日や暗い夜道
特に高齢者や小さなお子さま連れの方には、体感的に「徒歩10分」が遠いと感じられることも少なくありません。
「駅近」って何分まで?一般的な目安はこれ!
「駅近」と言っても、人によって感覚はさまざま。
ただし、賃貸ポータルサイトなどでは以下のような分類が一般的です。
徒歩時間 | イメージ | 評価 |
---|---|---|
徒歩1〜5分 | 駅目の前・線路沿い | 超駅近・人気エリア✨ |
徒歩6〜10分 | ちょっと歩くけど便利 | 駅近と呼ばれる範囲 |
徒歩11〜15分 | 通勤・通学には問題ない距離 | やや駅遠・家賃抑えめ |
徒歩16分以上 | バス利用や車移動も視野に | 地元密着エリア |
🔍 一般的には「徒歩7分以内」が“駅近”の基準とされており、物件検索でも人気の条件です。
駅近だからこそ気をつけたいポイントも
駅に近いともちろん便利ですが、いいことばかりではありません。
駅近物件には、以下のようなデメリットも。
・騒音・人通りが多い(駅前道路、夜間もにぎやか)
・家賃が高め、間取りがコンパクト
・駐車場が高額 or そもそも無い
特に都心部では、
「徒歩2分・ワンルーム・家賃12万円」vs「徒歩15分・2LDK・家賃10万円」
というような、価格と広さのトレードオフになることも。
駅近が合う人・駅遠でもOKな人の特徴
✅ 駅近が向いている人
・通勤・通学で電車を毎日使う
・帰宅が遅い、夜道が不安
・徒歩圏にコンビニ・スーパーがほしい
・車を持たず公共交通で移動する人
✅ 駅遠でも問題ない人
・在宅ワーク中心で通勤が少ない
・車移動がメイン
・家賃を抑えて広さを重視したい
・静かで落ち着いた住環境を求める
まとめ|「徒歩○分」表示は目安。実際に歩いて確かめよう!
不動産広告に表示されている「徒歩○分」は、あくまで理論値です。
体感時間は、年齢・時間帯・荷物・天気などで大きく変わります。
▶ 失敗しないための内見チェックポイント
・駅からの道は明るくて安全か?
・雨の日やベビーカーでも歩きやすい?
・急行停車駅か、最寄駅の本数、混雑状況は?
・周辺施設(スーパー・病院・ドラッグストアなど)は充実してる?
「徒歩5分」と書いてあっても、それがあなたにとって快適な距離とは限りません。
「駅近」という言葉にとらわれず、自分のライフスタイルに合った距離感を大切にしてくださいね。
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