【賃貸】敷金・礼金ゼロ物件の注意点と落とし穴!?ES-BLOG
よく見る【敷金・礼金ゼロ!】
「敷金・礼金ゼロ!」という広告を見かけると、初期費用が安くてラッキー!と思いがちですが、ちょっと待ってください。
実は、“ゼロ”にはそれなりの理由があることも多く、契約後に「しまった…」と後悔してしまうケースも少なくありません。
契約前に知っておきたいポイントとは?
今回は、敷金・礼金がかからない賃貸物件に潜む注意点と、見落としがちな落とし穴についてわかりやすく解説します。
敷金・礼金ゼロとは?
● 敷金ゼロ:主に退去時の修繕費用に使う「敷金」の預け入れをしない契約
● 礼金ゼロ:貸主への「お礼金」が不要な契約
いずれも入居時の初期費用を大きく抑えることができるため、魅力的に見える条件です。
ただし、契約内容やその他の費用に注意が必要です。
注意点① 原状回復費用は実費請求される可能性が高い
敷金がないということは、退去時の修繕費用を「預けていない」ということ。
この場合、破損や汚れがあると、退去時に実費請求をされるパターンが多いです。
傷や汚れの度合いにより、請求額が大きくなることもございます!
トラブルを避けるためにも、入居前・退去前に写真を撮っておくのがおすすめです📷
注意点② 初期費用が他で膨らむ場合もある
敷金・礼金がない代わりに、別の名目で費用がかかる場合があります。
● クリーニング代(入居時・退去時)
● 契約事務手数料
●消毒費や消火剤、ムシ除去費用など管理会社独自の商品
などなど、、、
トータルで見たときに「結局安くなかった…」ということも。
契約前に初期費用の内訳をすべて確認しましょう。
注意点③ 家賃が割高に設定されている場合もある
礼金や敷金をゼロにしている代わりに、毎月の家賃をやや高めに設定している物件もあります。
● 相場より家賃が高い
● 共益費や管理費が別でかかって実質トータルが高い
● 短期間で住み替えないと損になるケースも
数年住むつもりなら、初期費用より月々の支出に注目したほうが◎です。
注意点④ 入居審査や更新時の条件も確認
「ゼロ物件」は空室対策として設定されていることが多く、オーナー側の運用ポリシーや入居者属性によって審査がやや緩くなっている場合もあります。
● 入居者の属性によって審査基準が変わる
● 更新料が割高だったり、短期解約違約金があることも
● 退去時にトラブルが多発している物件もある
物件情報だけでなく、口コミや周辺の評判もチェックしておくと安心です。
敷金・礼金ゼロ物件はこんな人に向いている
● とにかく初期費用を抑えたい人
● 短期入居を予定している人(半年~1年)
● 状態や条件より、今すぐ住むことを優先したい人
● 契約書や費用明細をしっかり確認できる人
条件を理解して契約すれば、お得に暮らせる選択肢になります!
まとめ|「ゼロ」には理由がある。冷静に見極めよう
敷金・礼金ゼロ物件は、表面的にはとても魅力的に見えますが、「なぜゼロにしているのか?」という理由に目を向けることが重要です。
大切なのは、費用の“総額”と、“将来の支出”まで含めて判断すること。
契約時には、書面を細かく確認し、納得してからサインするようにしましょう。
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