物件購入申込から契約までの流れES-BLOG

不動産購入を成功に導くためのポイントとは?
気に入った物件が見つかったら、「購入申込書」を提出し、契約に進んでいくことになります。
しかし、いざ手続きとなると「何をいつまでにすればいいのか分からない…」という方も少なくありません。
この記事では、不動産購入申込から契約までの流れを、初心者にもわかりやすくご紹介します。
スムーズな購入のために、ぜひ参考にしてください!
ステップ①|購入申込書の提出
まずは、購入の意思を示す「購入申込書(買付証明書)」を不動産会社に提出します。
● 氏名・住所・連絡先・購入希望価格・契約希望日などを記入
● 金額交渉がある場合はこの段階で提示する
● 提出したからといって法的拘束力はないが、キャンセルはマナー違反
📌 購入申込は「売主に本気度を伝えるための第一歩」として非常に重要です。
ステップ②|住宅ローンの事前審査
申込と同時に、住宅ローンの「事前審査(仮審査)」を進めます。
● 銀行や金融機関に必要書類を提出
● 年収・勤務先・借入状況などから借入可能額をチェック
● 1~3営業日で結果が出るのが一般的
💡 事前審査が通っていれば、売主からの信頼度も上がり、契約がスムーズに進みます。
ステップ③|売主との条件調整
売主と以下のような諸条件について調整を行います。
● 売買価格の確定
● 引渡し希望日(現住居がある場合は特に調整が必要)
● 残置物の有無(エアコン・照明など)
● 手付金の額や契約日程
🤝 条件がまとまった時点で「契約準備」に入ります。購入者側も冷静に確認しましょう。
ステップ④|重要事項説明
契約の直前には、「宅地建物取引士」による重要事項説明(重説)を受ける必要があります。
● 物件概要・法的制限・管理規約・修繕履歴などを説明
● 契約書に記載されていないリスクや注意点も含まれる
● 不明点はその場で必ず確認すること
📘 重説は“契約前の最後の確認チャンス”です。よく理解したうえで署名に進みましょう。
ステップ⑤|売買契約の締結
重要事項説明を終えた後、いよいよ「不動産売買契約書」への署名・捺印となります。
● 売買契約書に署名・押印
● 手付金(一般的に5〜10%)を売主へ支払い
● 契約不適合責任や引渡し条件なども確認しておく
● 契約成立後のキャンセルは原則不可(違約金が発生する場合あり)
✍️ この契約締結をもって、正式な「売買成立」となります。
ステップ⑥|ローン本申込み・残代金決済へ
契約が終わった後は、住宅ローンの「本申込み」や決済準備へと移行します。
● 金融機関へ本申込み(必要書類が多数)
● 融資承認後、金融機関との契約(金消契約)を結ぶ
● 残代金決済・所有権移転登記・鍵の引渡しで取引完了
このあたりの詳しい流れについては、別の記事でご紹介していきます。
まとめ|購入申込から契約までの流れは“段取りがカギ”
不動産の購入申込から契約までには、意外と多くのステップと確認事項があります。
● 購入申込書の提出で意思を伝える
● ローンの審査と条件交渉を並行して進める
● 重説と契約書の内容を正しく理解する
● 契約後はキャンセルが難しいため慎重に
「なんとなく」ではなく、「一つ一つ納得して進める」ことが成功のカギです。
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