中古物件を買う前にチェックしたい5つの落とし穴ES-BLOG
安さだけで選ぶと後悔するかも?
新築に比べて価格が手ごろな中古物件。
「広さもあって、駅にも近くて、何より安い!」と魅力的に感じる一方で、見落としがちな“落とし穴”も多くあります。
今回は、中古物件を購入する前に必ず確認しておきたい5つのポイントを厳選してご紹介します。
初めての購入で後悔しないために、ぜひチェックしてください!
① 築年数だけで判断しない
「築10年ならまだ大丈夫」「築30年でもリフォームすればOK」…と思っていませんか?
● 建物の構造(木造/鉄骨造/RC造)で劣化スピードが異なる
● 表面はキレイでも、内部(配管・基礎)に問題がある場合も
● 耐震基準が旧基準(1981年以前)だと補強が必要になることも
📌 築年数ではなく「メンテナンス履歴」「構造」「耐震性」をチェックすることが重要です。
② 修繕履歴とリフォーム状況を確認する
「リフォーム済」と書かれていても、“どこをどのように直したか”までは明記されていないケースが多いです。
● クロス・床だけの“見せかけリフォーム”の可能性も
● 水回り設備の交換時期を要確認
● 外壁や屋根の塗装歴がないと、後から高額修繕の可能性も
🔍 売主や仲介業者に「修繕記録」や「工事の内容書」を見せてもらいましょう。
③ 周辺環境や近隣住民の情報も要チェック
物件自体が良くても、周囲の住環境で大きく評価が変わることもあります。
● 道路が狭い・車の通行が多い・騒音がひどい
● 近隣にトラブルを抱える住民がいないか
● 水害・土砂災害などのハザードマップリスク
🏘 一度現地を“平日・夜・雨の日”にも見に行くと、隠れた問題が見えてくるかもしれません。
④ 管理状況・管理費の見落とし(マンション編)
中古マンションの場合、物件価格だけでなく、管理費・修繕積立金の状態にも要注意です。
● 長期積立金が不足 → 今後の値上げリスクあり
● 管理会社がずさん → 住人の質や共用部の劣化に影響
● 管理組合が機能していないと、大規模修繕が先送りに
📎 管理規約・修繕履歴・長期修繕計画書の内容まで確認できると安心です。
⑤ 売主が「個人」か「業者」かで責任の範囲が違う
個人が売主の場合、「契約不適合責任」が限定的なケースが多く、トラブル時に補償されないリスクがあります。
● 個人売主では、引渡し後の不具合(雨漏り・給湯器故障など)に対応してもらえないことがある
● 契約書の責任期間が「引渡し後3ヶ月以内」など短く設定されることも
● 瑕疵保険が付帯しているかチェックすると安心
🤝 購入前に「どこまで責任を持ってくれるのか」を契約書でしっかり確認しましょう。
まとめ|“安く買えた”が“高くついた”にならないために
中古物件の購入は、価格面や広さの面でメリットが多い一方、
見落としがちな要素を放置すると「あとから修繕費が膨らんだ…」という後悔につながることもあります。
● 築年数だけで判断せず、構造・メンテナンス履歴を見る
● 表面リフォームではなく、内部設備の劣化をチェック
● 管理状況や近隣環境の“リアルな声”を探る
● 売主の責任範囲・契約条件は慎重に確認する
「不安なまま進めない」「見えない部分こそ慎重に」が、中古購入の鉄則です。
中古物件の購入に不安がある方は、ESライフプランにご相談ください。
現地同行・契約前のチェック・リフォーム相談まで、プロの目線でトータルサポートいたします!