今流行りの【リファイニング】ってなに?ES-BLOG
リノベーションとは違う?不動産屋が解説する“新しい中古のかたち”
目次
▶ リファイニングとは?リフォームやリノベとの違い
▶ なぜ今、リファイニングが注目されているの?
▶ リファイニングのメリット・デメリット
▶ どんな物件がリファイニングに向いている?
▶ 中古住宅を検討する人にとっての選択肢になる?
この記事でわかること
● 「リファイニング住宅」の意味と背景
● リフォーム・リノベーションとの違い
● 今なぜこの手法が注目されているのか
● 購入・再販・投資における実用性と注意点
● 不動産業者が見る“リファイニングの可能性”
リファイニングとは?リフォームやリノベとの違い
● 古くなった住宅を「建物性能を維持・再生」する工事手法
● 外壁・断熱・耐震・設備などを“建て替えず”に更新する
● 「リフォーム」より規模が大きく、「リノベ」より構造重視
● 新築に近い性能を確保しつつ、費用は抑えめ
リファイニングは一言で言えば、「建物の“中身”をまるごと若返らせる」再生工事。
リノベが“デザインと間取り重視”なら、リファイニングは“構造と性能の再生重視”です。
なぜ今、リファイニングが注目されているの?
● 既存住宅ストックの増加と空き家問題への対応策として期待
● SDGs・脱炭素社会の観点から「壊さず使う」がキーワードに
● 新築コストの高騰により、再生住宅のニーズが増加
● 耐震補強・断熱改修など、住宅性能向上の補助制度が充実
特に都市部では“新築にこだわらない人”が増えている今、「しっかり直されている」「性能的に安心」という点で、リファイニングは中古再生の“進化版”として注目されています。
リファイニングのメリット・デメリット
● 【メリット】
・解体せずに性能を回復できるため、コストと環境負荷を抑えられる
・間取りを大きく変えず、元の良さを活かした再生が可能
・耐震・断熱など、機能的な価値向上が得られる
● 【デメリット】
・デザイン自由度はリノベに比べて限定的
・基礎・構造にダメージが大きいと適用できない
・既存住宅流通市場での“見せ方”が難しい(認知度がまだ低い)
“映えるリノベ”とは違い、リファイニングは“実用重視”の堅実な再生手法です。
だからこそ、長く安心して住みたい人には向いているとも言えます。
どんな物件がリファイニングに向いている?
● 築30〜50年でも構造がしっかりしている建物
● 団地や中層マンション、戸建ての「良質ストック住宅」
● 耐震基準を満たしていないが、補強すれば活かせる物件
● 再販・投資用にも、“安心して貸せる物件”に再生できる
古いけど「壊すにはもったいない」「味わいがある」…そんな物件はリファイニングの候補。
とくに駅チカ・好立地・堅牢な造りの昭和物件が今、再評価されてきています。
中古住宅を検討する人にとっての選択肢になる?
● 新築と中古の“中間”としてのポジション
● 「デザインはほどほど、性能に安心が欲しい」という人にぴったり
● 補助金制度や金融機関のローン対応も拡大中
● 不動産会社との連携で、仕上がりの質は大きく変わる
リファイニング住宅は、「古いけど不安」から「古いけど信頼できる」へ変える手法です。
“安いだけの中古”に抵抗がある人こそ、ぜひ選択肢として知っておいてほしい価値観です。
まとめ:リファイニングは「新しい中古」の選び方
● リファイニングは“性能重視の再生住宅”という新ジャンル
● デザイン性よりも安心感・住性能を重視する人に最適
● 新築より安く、中古より信頼できる“ちょうどいい”選択肢
● 長く住める・貸せる物件へと生まれ変わる可能性を秘めている
「古いけど壊さない」「直して活かす」そんな時代の流れにマッチした考え方。
リファイニングという選択肢が気になったら、まずはどんな物件が向いているかご相談ください。
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