コンクリート打ちっぱなしの物件ってどうなの?ES-BLOG
デザイン性は抜群だけど、住み心地は?プロが語るメリットと注意点
▶目次
▶ コンクリート打ちっぱなしの物件とは?
▶ メリット①:おしゃれなデザインと高い遮音性
▶ デメリット①:結露・湿気・冷暖房効率に注意
▶ 入居前にチェックすべきポイントとは?
▶ 向いている人・向いていない人の違い
▶ まとめ:コンクリート打ちっぱなしの物件ってどうなの?
この記事でわかること
● コンクリート打ちっぱなし物件の特徴と住み心地
● デザイン性と機能性のバランスのとり方
● 選ぶときの注意点とおすすめの人のタイプ
コンクリート打ちっぱなしの物件とは?
「コンクリート打ちっぱなし」とは、壁や天井に仕上げ材を使わず、コンクリートの素材感そのままで仕上げた住宅のことです。
主にデザイナーズマンションや新築RC造物件に多く、都会的・スタイリッシュな雰囲気が特徴です。
設計士のこだわりが反映された空間が多く、外観・内装ともに「映える」物件として若年層を中心に人気があります。
一方で、見た目に魅力がある反面、構造や素材ならではの注意点もあるため、事前の理解が必要です。
📝ポイントを整理
● 仕上げをせずコンクリートをそのまま見せる設計
● デザイン性・建築美を重視する層に人気
● 機能性にクセがあるため事前の確認が大事
メリット①:おしゃれなデザインと高い遮音性
一番の魅力は、スタイリッシュで都会的なデザイン性。
コンクリートの無機質な雰囲気は、ミニマルでインテリア映えする空間を演出します。
また、RC造であることから、隣室との遮音性が高く、生活音のストレスを軽減できる点もポイント。
床や壁の厚みもあり、防音性能はアパートや木造物件より優れていることが多いため、楽器演奏可物件としても見られます。
📝ポイントを整理
● 見た目のインパクトが強く個性的な空間を演出
● RC造ならではの高い遮音性
● インテリア好きには特におすすめ
デメリット①:結露・湿気・冷暖房効率に注意
コンクリートは断熱性が高くありません。
そのため、外気温の影響を受けやすく、夏は暑く冬は寒いと感じやすい傾向があります。
また、表面が冷たく結露が発生しやすいため、カビや湿気対策は必須。
エアコン効率も下がりがちで、光熱費が高くなることもあるので、事前に設備の確認(断熱施工の有無・換気システム)を行いましょう。
📝ポイントを整理
● 気密性が高くても断熱性は低い
● 結露や湿気によるカビに注意
● 冷暖房効率が悪く光熱費に影響が出やすい
入居前にチェックすべきポイントとは?
まず注目したいのは、断熱材の有無と配置方法。
コンクリート打ちっぱなしでも、内断熱や外断熱がしっかりされている物件は快適性が段違いです。
また、24時間換気システムや除湿機能付きエアコンが備わっているかも重要。
さらに、外気の音や遮光性も事前に確認しておくことで、実際の暮らしの快適度を把握できます。
内見時には、壁の冷たさ・湿気感を実際に触って感じることも大切です。
📝ポイントを整理
● 断熱施工があるかどうかで快適度が変わる
● 換気・除湿設備が整っているか要チェック
● 見た目ではわからない“住み心地”も実感しよう
向いている人・向いていない人の違い
コンクリート打ちっぱなし物件は、デザイン重視・個性派の方に向いています。
インテリアを楽しみたい人、一人暮らしで音に敏感な人にとっては魅力的な空間でしょう。
一方で、寒暖差や光熱費が気になる人、結露や湿気に弱い人には不向きです。
また、小さなお子様やペットとの生活では、壁の硬さ・温度・滑りやすさが気になる場面もあるかもしれません。
📝ポイントを整理
● 個性的な空間を楽しめる人に最適
● 環境変化に敏感な方は要注意
● 用途やライフスタイルに応じて選ぼう
まとめ:コンクリート打ちっぱなしの物件ってどうなの?
見た目のかっこよさと遮音性の高さが魅力のコンクリート打ちっぱなし物件。
一方で、結露・湿気・断熱性といった住み心地の課題も理解したうえで選ぶ必要があります。
内装や機能をしっかりチェックし、自分のライフスタイルとマッチするかどうかを見極めることが大切です。
おしゃれで“映える”物件に住みたいという方には、ぴったりな選択肢かもしれません。
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