退去時の原状回復とは?注意点をわかりやすく解説!ES-BLOG

親の顔より見た


賃貸物件を退去する際に必ず出てくるのが「原状回復」という言葉。
しかし、この「原状回復」をめぐるトラブルや誤解は非常に多く、「えっ、こんなに請求されるの?」「これって自分で払うの?」と戸惑う方も少なくありません。

今回は、退去時の原状回復とはどういうものなのか、よくあるトラブル、注意点についてわかりやすく解説します!







原状回復とは?その本来の意味


「原状回復」とは、賃貸物件を退去する際に「借りたときの状態に戻す」ことを意味します。
ただし、ここで重要なのは、“すべて元通りにする”わけではないということ。

● 通常の生活で自然に起こる傷や汚れは「借主の責任ではない」
● 故意・過失による破損や汚損は「借主が負担すべき」

つまり、経年劣化や通常使用による摩耗は原状回復の対象外なのです。


【NG例】:タバコのヤニ・におい、ペットによる傷、飲み物をこぼしてできたカビなど







法律で定められた「ガイドライン」もある


国土交通省が定めた「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」は、不動産業界での大きな判断基準となっています。

● 借主が負担すべき範囲と、貸主が負担すべき範囲を明記されております。
● ガイドラインをもとにトラブルが解決されることが多い
● 退去時の立ち会いで根拠資料として使える

賃貸契約書と合わせて、ガイドラインの内容を確認しておくと安心です。







トラブルになりやすいケースと対処法


「これって本当に自分が払うの?」というトラブルは少なくありません。

● 入居前からあった傷の補修費を請求された
● 全面クロス張り替え費用を一方的に請求された
● ペット禁止物件で飼っていたことがバレて高額請求

対処法としては…

● 入居時・退去時の状態を写真で記録する
● 請求内容の明細を確認し、納得できなければ交渉
● ガイドラインを提示し、相手と冷静に話す
● 必要であれば消費者センターや専門家に相談

感情的にならず、事実ベースで冷静に対応するのがポイントです⚖️







敷金は原状回復にすべて使われるの?


敷金は、退去時に「必要な補修費用があればそこから差し引く」ための預かり金です。
そのため、問題がなければ一部または全額返金されるのが基本です。

● 請求額が敷金より少なければ、差額が返金される
● 請求額が敷金を超えると、追加費用の請求あり
● 敷金の返金額は1ヶ月以内に通知・精算されるのが一般的

契約書に「敷引き(敷金は返さない)」と明記されているケースもあるので、事前に確認しましょう。







原状回復で失敗しないためのポイント


● 入居時に写真を撮っておく(特に傷や汚れ)
● 契約書の原状回復条件を確認しておく
● ペットや喫煙はトラブルになりやすいので注意
● 退去時の立ち会いではしっかり説明を受ける
● 不明点はその場で質問・記録する

「退去時の印象」も重要です。部屋をきれいにして返す姿勢を見せることで、交渉もスムーズになりやすいです✨







まとめ|原状回復は「納得できるか」が大切


原状回復とは、「使わせてもらった部屋を、常識的な範囲で元に戻す」ということ。

● 通常の使用でできた劣化は借主の責任ではない
● 契約書とガイドラインをもとに判断する
● 立ち会い時のコミュニケーションがカギ

納得できない請求に対しては、落ち着いて確認し、必要であれば交渉や相談をしましょう。

退去・入居に関する不安やトラブルは、ESライフプランまでご相談ください。
契約の前後まで安心できるサポートを心がけています!

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